スタイリスト白男川清美さんと考える、
and wanderコーディネート。

職場や公園で。
ライフスタイルいろいろ | 街編

and wanderのウェアはとても用途が広く、場所を問わず生活のさまざまなシーンで活躍してくれます。今回はスタイリストの白男川清美さんに2022年春夏コレクションを「街編」と「山編」と、それぞれにおすすめのコーディネートを教えていただきました。シーンごとの実用例として、どうぞお楽しみください。

「ジムのプールで泳いでから帰ります」

ユニセックスで着用できるアイテムが多いand wander。このコーディネートでもメンズサイズのシャツを着ています。モデルをつとめた甲斐さんは、オーガニックコットンとコーデュラナイロンの太い糸で織られたストレスフリーなこのスカートがお気に入りとのこと。

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5月上旬入荷予定

「今日は、山から直接来ました」

と本人が言ったかどうかは別として、実際にそういうこともできてしまうくらい、本格的な機能性を備えたシャツとパンツです。モノトーンのコーディネートはスマートな印象で都市空間によく馴染むだけでなく、アクティブに活動していても持続する清潔感がありますね。

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「機能素材の備えは、先輩からのアドバイス」

街でも山でも、不意を突くようにして、突然やってくる雨があります。打ち合わせや現場回りなど、街の中での移動が多い建築事務所の仕事柄、「着たり脱いだりしやすいパッカブルなレインウェアを1枚持っておくといいのよ」と教えてくれたのは、彼よりも2年前に入社した先輩。

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「圧倒的に敵わないTシャツ」

高機能ウェアにとどまらないand wanderの幅広いコレクション。しばしば、目の覚めるようなアート作品やハイエンドなカルチャーで驚かせてくれることも。こちらの圧倒的にシュールなコラージュ作品は、ロサンゼルスを拠点にデジタルアーティストとして創作活動を行うPOST WOOKによるもの。まさに着るアート。

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「職業は、映画監督です」

まだ独立したばかりで自覚がないけれど、言えば言っただけ覚悟が固まると思い、聞かれればそう答えているという彼女。主な活動場所は街。でも街は街でも屋外でのロケが多く、カジュアルなオープンカラーのシャツ(ドライなタッチでとても涼しい)や、メモやスマートフォンなどを出し入れしやすいサコッシュをアシスタント時代から愛用している。

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「パジャマじゃないけれど、パジャマのように着る」

ユニセックスデザインのオープンカラーシャツ。あえてリラックスしたオーバーサイズを選んで、まるでパジャマのようにセットアップで着るのが気に入っているのだそうだ。街で着る場合、サンダルはカジュアルになりすぎるけど、スニーカーならちょうどいい。着心地も気分もいいからと、ついそのまま外で眠ってしまわないようにね。

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「白は、始まりの色」

朝早くはじまる日は、白のドレスがいい。少しひんやりとして、目覚めたばかりの街、一日の用事に染まる前の、自分だけの白い時間に、彼女はこのドレスを着て外に飛び出す。全身を包み込むたっぷりとした生地の分量感にも関わらず、300グラムを切るという驚きの軽さ。

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「スウェット感覚で楽しんで」

メンズが着ているのはトレックプルオーバー。前面の「ハの字」のジップは、首から胸まではベンチレーションや重ね着の時のアレンジとして。その先、胸から裾まではカンガルーポケットのアクセス口になっていて、これぞまさしくand wanderらしい自由なデザイン。
ウィメンズのドレスはアウトドアではおなじみのPOLARTECの素材。アウトドアウェアは素材やデザインの機能面ばかりが語られがちですが、and wanderはその色使いも魅力。日本人の肌に、本当によく合う色。
街ではスウェット感覚で、and wanderの機能素材を楽しんで。

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“登山やキャンプで。楽しみ方いろいろ | 山編” はこちら

白男川 清美 しらおがわ・きよみ

鹿児島生まれ。スタイリスト平澤雅佐恵氏に師事し、1999年に独立。女性誌やライフスタイル誌、広告、カタログ中心に活動中。著者に「いつものアウトドア 白男川清美の山でも、街でも、着たい服」(飛鳥新社)

IG : @kiyomi_s_k

Photographer: Kaoru Yamada
Styling: Kiyomi Shiraogawa
Text: Soya Oikawa