スタイリスト白男川清美さんと考える、
and wanderコーディネート。

登山やキャンプで。
楽しみ方いろいろ | 山編

and wanderのウェアはとても用途が広く、場所を問わず生活のさまざまなシーンで活躍してくれます。今回はスタイリストの白男川清美さんに2022年春夏コレクションを「街編」と「山編」と、それぞれにおすすめのコーディネートを教えていただきました。シーンごとの実用例として、どうぞお楽しみください。

「しっかり登れる、たっぷり歩ける、頼れるスタイル」

アンダーから順に、汗をかいても肌をドライに保ってくれるインナー、その上に動きやすいストレッチ素材のシャツ、そして撥水性に優れたレインジャケットの3枚。そうやってきちんと空気の層を作ってあげれば、快適に本格的な登山が楽しめますよ。

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「空にも映える、イエローのマジック」

メンズのようなコントラストが効いた色合わせにもよいし、こちらのように淡いトーンにもよく合う優秀なイエロー。登山にも安心の機能性をしっかり備えながら、気持ちが弾むような色合いのコーディネートなのです。

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「夏の行動を制す」

暑い夏のコーディネートは、必要最低限にしたいもの。それらひとつひとつのアイテムの機能が信頼に足るものならば、山から街まで、行動範囲は驚くほど広くなります(気持ちの上でも)。いかにも速そうに見えるワントーンでまとめてみて。ホワイトを少し加えるだけで軽さが出るのです。

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「ポケット、お貸ししましょうか?」

街と登山口の接合部あたり、お土産屋さんが並ぶバス停付近によく馴染みそうなワントーンのコーディネートです。注目すべきこのケブラー・ジャケットは、強靭な生地の優秀さはもちろん、なにより前面の6つのポケットの収納力が抜群なんです。小物の収納に困っている人を見かけたら、ぜひ預かってあげてくださいね。

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「街のグレー、山のグレー」

街ではよく見かけるグレーのワントーンコーディネートですが、山では意外と珍しいのかもしれません。でも岩や石、土や枯れ葉、そして空など、山にもたくさんのグレーがあり、それはそれでよく馴染むものです。見た目もどこか洗練された印象に。

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「フェスに行くわたし」

シーズン特有の気候から、激しい風雨にさらされることもある野外フェス。ずぶ濡れの体験も、それはそれでいい思い出になるけれど、対策していくことに越したことはない。諸説あるなかでもやはりマストとなるのはレインウェアと長靴。ショーツは膝が出るくらいの丈の方が動きやすいし、なによりかわいいのだ。

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「フェスに行くぼく」

各地で開催されるフェスを毎年のように楽しんでいるうちに、着るべきウェアのコツがわかってきた。とにかく高機能でクールなレインウェアさえあれば、あとは気分に身を任せるだけでいい。このレインフーディは裾の丈を調整できるタイプで、移動の量や雨の強弱に対応可能な優れもの。相棒とも呼べる。

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「着るだけで、身の回りが山仕様に」

山を楽しむとき、「身の回り品」をどう携帯していますか? 荷物のほとんどはバックパックが運んでくれますが、スマートフォンやサングラスなど、必要に応じてさっと取り出したいアイテムは「身に着ける」に限ります。たくさんの小物を個別に収納できる快適なケブラーベスト。おすすめです。

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白男川 清美 しらおがわ・きよみ

鹿児島生まれ。スタイリスト平澤雅佐恵氏に師事し、1999年に独立。女性誌やライフスタイル誌、広告、カタログ中心に活動中。著者に「いつものアウトドア 白男川清美の山でも、街でも、着たい服」(飛鳥新社)

IG : @kiyomi_s_k

Photographer: Kaoru Yamada
Styling: Kiyomi Shiraogawa
Text: Soya Oikawa